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経理部門における働き方改革

・経営担当者の6割は残業している

経理部門の残業削減を実現するために、業務改善を実践する必要があります。

・経営担当者の6割は残業している

まず、経理部門の業務状況を確認しましょう。経理プラスが行った調査によると、月中では残業が続くと回答した人は8.8%であり、月末・月初ではさらに増加し、残業していると回答した経理担当者は6割近くに上ります。このように、経理部門では業務量に時期による偏りが見られます。

また、経理業務には専門的な知識や経験が必要なものも多く、特定の人にしかわからない業務が存在することも問題です。そのため、業務フローの見直しや業務の標準化を行い、時期や個人による業務量の偏りを解消する必要があります。

さらに、業務改善には上長の適切な業務配分や個々のタイムマネジメント技術も求められます。経理担当者それぞれの仕事を可視化し、数値化することで、業務効率性を客観的に評価できる仕組みを作りましょう。これにより、効率的な業務遂行と残業削減を実現することができます。

・経理部門の働き方を見直すために

では、経理部門の働き方を見直すための手順をご紹介します。

・経理部門の働き方を見直すために

まず、現在の業務を洗い出しましょう。業務内容の所要時間、発生頻度、作業量をリストにまとめ、業務一覧表を作成します。個人ごとに細かく洗い出すことが望ましいです。

次に、洗い出した業務を「誰でもできる単純業務」「マニュアルがあればできる業務」「特定の人しかできない知識経験が必要な業務」の3つに分類します。そして、業務フローに落とし込み、どの業務をどのタイミングで行っているかを把握します。

次に、効率化できるポイントを見つけましょう。業務の所要時間が適切かどうかを検証し、複数人で同じ業務を行った際の所要時間を比較します。個人ごとに時間にバラつきがある場合は、手順や業務に関する不慣れなどが要因として考えられるので、それぞれの業務の進め方を確認します。

また、経理業務には重要な業務とそうでない業務があります。会社の経営判断に欠かせない財務分析や決算報告などは特定の人にしかできない知識や経験が必要な業務ですが、それ以外の業務は効率化を図っても問題ありません。業務フローや所要時間を確認することで、重要度が低い業務に多くの時間が割かれていることや、不要な業務を行っていることがわかります。ここが工数削減のポイントとなります。

さらに、マニュアル化されずに特定の人に依存している業務も標準化することが重要です。業務の手順を明確化し、誰でもできるようにしておくことで、人員異動にも柔軟に対応できますし、経理部門全体の業務量を最適化することができます。

以上が経理部門の働き方改革の手順です。これらのステップを実践することで、残業削減と効率的な業務遂行を実現できます。

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